あわや切ない恋の物語
「火事と喧嘩は江戸の華」
江戸では火事が多かった
八百屋お七の話をご存知?
火事で焼け出されたお七は非難先の寺坊主に恋をして
火事になればまた会えると思い放火したが、捕われ火刑に
イラスト作品「八百屋お七」
お江戸の恋っていうのは、悲哀がつきまとう
自由に恋などできるわけもなく
「男女七歳から寝床を同じにせず」
親の意向無視の自由恋愛はもってのほか
相合傘などしたものならば、噂がひろがり大騒動
イラスト作品「相合傘」
若い二人が心中するなんて話は江戸では日常茶飯事
しそこなって生き残ったら犯罪者
橋で3日間つるされ、晒されその後は人間扱いされない
江戸という時代、不倫は死刑
不倫がばれたら、目の前で八つ裂きにしてもOKなぐらいの重罪
女中が、旦那はんを好きになってしまった場合
旦那はんに触れるのは「ほつくろい」直す時だけ
イラスト作品「ほつくろい」
そんな江戸の切ない恋物語を描きました
このイラストは全て
大阪のアートハウス「お江戸カレンダー」販売用に描き下ろしたものです
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