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【美容室〜会話と眼鏡〜】

71歳になる母が

「お洒落な美容室に行きたいけど凄く嫌なの。」

というから理由を聞くと

「髪を染める時にね、眼鏡をとられるでしょ?
若い人にはわからないだろうけど、何も見えないの。
それで雑誌を渡されても逆に悲しくなってきてしまう。
何も見えない、情けなくて言えない、辛い時間が続く。
だから下手でもなんでも、会話をしてくれる店がいい。」

って嘆くから

「会話をしてくれる店もあるよ。」

と私が言うと

「会話してくれる店、どうやって見極めればいいの?」

なんていう会話をしてて

確かに、女性として年齢を重ねていくたびに
お洒落心が欠落していくかというとそうじゃなくて
ただ引け目を感じて出来なくなることは多いわけで

女性は特に半分以上が不安で成り立ってる生き物。
「私なんて、おばさんだから」が始まってしまうと
そうそうに何かにチャレンジする勇気なんて出ない。
うちの母は気も見た目も若いほうだけど、それでもそんな感じ。

お洒落な美容室には行きたい。でも行けない。

臆病の連鎖が始まるには理由があるなと思ったけど
これは経験してみないとわかんない話で。

自分が眼が見えてるもんだから
言われてはじめて気付いた。

高齢になってもお洒落したい女心は抜けないんだし。
女は死ぬまで綺麗でいたいんだし。

でも、お店側も高齢化に焦点合わせるなんて大変だし。

確かに私もこの仕事をしてなかったら
美容室ってどうやって選ぶのかさっぱり。

美容室だけじゃなくて
自分の職業や他の事にも当てはまるなと思って。

お洒落な店に行きたい。でも行けない人がいる。

これは迎える側の課題でもあるんだろうな。
そして表現、宣伝する側の課題でもあるわけで。

色々考えさせられる母との会話だったのでメモ投稿。

なんていうのかな
商売してると、時々大切なことを見失いそうになる。

こんなに無我夢中で働いてるけど
一体何がしたかったんだっけ。って。

親孝行がしたいと思って滋賀にいる事にしたのに、
母と一緒に過ごす時間が少なくなってたら
それは本末転倒じゃないかと思って最近は少し考慮してる。

仕事に対しても、そんな感じ。
目的を見失ってしまいそうになることがある。
大事なことってなんだろうって考える暇ないんだもん。

進み続けるのも良いけど流されるのとはまた違うから
立ち止まって振り返るのも大事だよね。

えらく長文。誰が読むんだ。ありがと。

at 03:47, TAKAE, 母とのこと

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